自閉症の赤ちゃんが近年問題になっています。自閉症の特徴があっても一人で悩まず専門医や自治体に相談しましょう。
自閉症の赤ちゃんが近年問題になってきています。自閉症の赤ちゃんの多くはお母さんやご家族の育て方に原因があるのではなく先天性の疾患が原因だと考えられています。自閉症の赤ちゃんの場合コミュニケーション能力があまりないか欠如していますのでお母さんが見つめても目を合わせない、声に反応しない、あやされても反応しない(笑わない)、音や光などに敏感すぎるなどといった傾向があります。こういう傾向にあるからといって自閉症の赤ちゃんかというとなかなかそうとも言い切れません。その子の個性かもしれないのですから見極めるのは困難です。ほとんどの赤ちゃんはお母さんを目で追いますしお母さんの声に反応します。本能で自分を守ってくれる人とわかっているからでしょう。特徴があるからと一人で悩まず専門医や自治体に相談してみましょう。
赤ちゃんが自閉症になる原因はまだはっきりとはわかっていません。ひとむかし前までは遺伝子のせいとか育て方やテレビのせいだとか言う人もいましたが今は先天性の障害(発達障害)で教育や環境が原因ではないとする意見が多いようです。アメリカ合衆国の研究機関によると自閉症やそれに近い症例は父親が40歳を超えてから生まれた子供は父親が30歳未満で生まれた子供の6倍ほどだったが母親のほうは自閉症にはほとんど影響していなかったという報告があるそうです。自閉症は知的障害を伴う場合がありますがなかには知的障害を伴わない場合もあります。知的障害を伴う場合低機能自閉症で知的障害を伴わない場合は高機能自閉症とかアスペルガー症候群とかいいます。自閉症やアスペルガーという言葉を使うことを嫌い広汎性発達障害と呼んだりする場合もあります。
自閉症は知的障害を伴う場合が多いのですが知的障害を伴わない場合まれに記憶力など一部の能力がきわめて高い場合があります。サヴァン症候群というのですが数学の難しい計算をあっという間にやったり、分厚い本の内容を一回読んだだけで覚えてしまったりとすごい能力です。映画「レインマン」でダスティン・ホフマンが演じていました。自閉症は治療する事は不可能だと言われていますが、トレーニングにより症状を軽減することが可能な場合もあります。最近では発達障害者支援法も施行されました。精神障害者保健福祉手帳の取得や障害年金が支給される場合もあります。住んでいる自治体によっては療育手帳などをもらえる場合もあります。これからもっと自閉症の患者にやさしい法律になればいいと願っています。